[ Go Back ]
 温泉マーク
温泉Report 2003   part7
 
 
[ Go Previus ]
.10〜11
蔦温泉
2003.12. 7
奥入瀬渓流温泉
2003.12. 8
[ Go Next ]
2004. 1〜3

青森県 蔦温泉  2003.12. 7 入湯
’03年温泉レポート 第十八湯目は八甲田の麓の蔦温泉です。

蔦温泉は周囲を蔦沼・赤沼など、蔦七沼と呼ばれる沼の点在するブナの深い森です。
明治の文人、大町桂月が愛し、晩年、終の住処とした風光明媚な温泉です。

蔦温泉 全景

蔦温泉の宿泊は今回が2度目。

着いた日は大雪。旅館正面の池も、風格ある木造の本館も真っ白!

ロビー(?)のストーブがありがたかった〜



蔦温泉 玄関
 

館内は木をふんだんに使った造りになっており、旧館への階段等も見事な造りです。




お手洗いも非常に凝った造りでちょっとびっくり!

蔦温泉 階段蔦温泉 手洗い




さて、冷え切った身体を暖めにお風呂に行こうかな。

浴室は玄関から右へ進んだ棟にあります。
帳場の前の廊下を進んですぐ右に曲がると、昔からの浴舎の久安の湯があります。

浴室は一つだけなので、時間により男女それぞれ専用になります。
浴室は青森ヒバ、浴槽はブナで造られた趣のあるお風呂です。平成2年に改築されたそうですが、造りは以前そのまま!

蔦温泉 久安の湯

お湯は浴槽の底から湧き出していて、まさに湧きたての温泉です。

源泉の上に浴槽を造っているので、浴槽は地面より一段下がった高さに造られています。

湯はとても綺麗な透明な温泉で、湧出量もとても多いらしく、縁からザバザバと溢れ出しています。



蔦温泉 久安の湯 上がり湯

一角に上がり湯専用の小さな浴槽があり、そこから湯を汲んで使うようになっています。
 

蔦温泉 久安の湯 岩清水
 

また、その横には山清水と温泉が流れ落ちる岩があり、温泉や冷たい清水で喉を潤すことが出来ます。

壁には水槽が造り付けられ、中に泳ぐマスやヤマメを眺めながら湯に浸かることが出来ます。

冬なので湯気が凄かったですが、湯かげんも良く、のんびりとした刻を過ごすことが出来ました。

底からどんどん透明なお湯が湧き出ているのも、気持ちいいですね。




蔦温泉 「泉響颯颯」

帳場の前の廊下を久安の湯の方に曲がらず進み、道なりに行くと、男女別の泉響の湯があります。

廊下の突き当たりに井上靖氏の「泉響颯颯(さっさつ)」という書が掲げられていて、お風呂への期待が高まりますね〜




泉響の湯は建て直され、綺麗な浴舎になっていました。

蔦温泉 泉響の湯 脱衣所
以前は古い学校の校舎を思わせる木造の浴舎で、浴室のダイヤ格子(?)の床板が素敵なお風呂でしたが、新しい浴舎もいい感じのお風呂です。

木を活かした脱衣所からは真っ白に雪化粧をした中庭が眺められました。




やはり、泉響の湯も湯船の底から湯が湧いているので、浴室は脱衣場より低くなっています。
蔦温泉 泉響の湯

浴室は幅3m、奥行き7m程の長方形で、一番奥に湯船があります。

天井がとても高く、ゆうに3階分くらいの高さがあるので、湯気抜きの小さな窓があるだけにも関らず、開放感があります。

こちらもブナの湯船です。

湯船の底からどんどん透明で綺麗な湯が湧き出して、横のちょっと低くなっている床面を川の様に流れ出て行ってます。

ここに横になってじっくりと湯を楽しむことができる様になっています。

(湯気でうまく撮れませんでしたが、点線の大きな長方形が湯船、小さな長方形がごろ寝エリアです)



蔦温泉 泉響の湯
 

上がり湯は壁際の別に設けられた木の湯口から汲むようになっています。

その上には「土佐の緑石」が載せてあります。
この緑石は大町桂月の故郷である高知から送られたものだとか。

その反対には水が湛えられた桶がありますが、この季節では出番がありませんな。
 

外は雪がしんしんと降り積もり、気温も随分下がっているようです。そのため、浴室はもうもうたる湯気に包まれて浴室内も真っ白に。

ブナの浴槽に横になって、高い天井を眺めながら、湯の音に耳を傾けているとまるで周囲に誰もいない仙境の湯に使っているような気がしてきます。

ふぅ。。いい気持ち。




蔦温泉 家族風呂

この他にも久安の湯の横に家族風呂があります。

こちらも湯船の底からお湯が湧いています。

う〜ん、なんと贅沢な家族風呂!
 




食事はお部屋で戴きます。

蔦温泉 夕食

派手さはないですが、山の幸中心のお料理はどれも美味しかったです。

特にカモ鍋は身体が良く暖まり、外が寒かったので、ありがたかったです。




蔦温泉は数年振りでしたが、周囲の自然環境といい、木造の建物といい、暖かいもてなしといい、依然と変らぬ風情を残していて安心しました。

木造の建物を維持していくのは、とても大変なことだと思いますが、周囲の景観と共にいつまでも残して欲しいものです。
 
 

温泉データ
     
    蔦温泉 ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉  43.8℃ 


宿情報

 
蔦温泉旅館 〒034-0301 青森県上北郡十和田湖町奥瀬字蔦野湯1
Tel:0176-74-2311
  交通: JR青森駅より十和田湖行きバス蔦温泉下車  またはJR八戸駅より
十和田湖行きバスで十和田湖温泉郷より青森行き乗り換え、蔦温泉下車
  日帰入浴 400円(9:00〜19:00)
  ホームページ: http://www.thuta.co.jp/ryokan.htm


観光案内・関連HP

 
十和田国立公園総合案内所( 十和田湖国立公園協会) http://www.towadako.or.jp/
十和田湖商工会 http://www2.ocn.ne.jp/~towadako/
十和田市公式HP http://www.net.pref.aomori.jp/city/towada/
青森県文化観光情報サイト http://apti.net.pref.aomori.jp/
青森市HP http://www.city.aomori.aomori.jp/
[ Go Head ]







青森県 奥入瀬渓流温泉  2003.12. 8 入湯
’03年最後の温泉レポート 第十九湯目は奥入瀬渓流温泉です。

奥入瀬渓流温泉は十和田湖から流れ出した奥入瀬川が蔦川と合流する焼山の付近にあります。
湯治の宿 おいらせ 
今晩の宿、「湯治の宿おいらせ」は奥入瀬渓流温泉郷の中心より少し下流の高台に建っていました。

「湯治の宿おいらせ」は古牧温泉グループの経営する現代的な湯治の宿で、元々は焼山温泉グランドホテルとして営業していましたが、谷地温泉の姉妹館として湯治の出来る宿として’99年にリニューアルされたものです。

そのためか、「湯治の宿」というイメージから想像していたのとは全然違い、規模の大きなホテルの様でした。



おいらせ ロビー
ロビーには大きな暖炉があり、赤々と燃えた薪がより暖かく感じさせてくれます。



お風呂は男女別の内湯と内湯に続く露天風呂、別棟の渓流沿いの露天風呂があります。
おいらせ 内湯1
内湯はタイル貼りのごく普通のお風呂ですが、少し熱目の湯が外の寒さで冷えた身体にはありがたかったです。

お風呂はサウナ付きと露天風呂付きのお風呂が日替わりで男女が入れ替わります。



おいらせ 内湯2おいらせ 見晴しの湯
露天風呂付きの方の外には「見晴らしの湯」と名付けられた露天風呂がありますが、残念ながら雪に埋まって入れませんでした。
この時期はやっていないのかな?


それでは、別棟の露天風呂に入りに行きましょう!
この露天風呂が素晴らしい!

八重九重の湯」と名付けられた渓流沿いの露天風呂は、名瀑「九重の瀧」を間近に望むお風呂です。

おいらせ 八重九重の湯九重の瀧

脱衣所から出ると真っ白に雪化粧した洗い場の先に湯気の上がる湯船。
湯船の中には雪の積もった大岩がどーんと鎮座していて、野趣溢れる露天風呂です。
大岩をぐるっと回ると「九重の瀧」が見えて来ます。

おいらせ 九重の瀧 夜
九重の瀧という名の通り、雪の積もった大岩の間を白いしぶきをあげて何段も落ちる滝です。

外はとても寒かったですが、熱目のお湯が気持ち良く雪見・滝見の露天風呂は最高でした。

滝は夜にはライトアップされ、昼とはまた別の風情がありました。



おいらせ 八重九重の湯(女湯)

この露天風呂は男女別に別れていて、大きさは男湯の方が大きいですが、滝の眺めは女湯の方が良いようです。

女湯からは仕切り壁の通路を通って、男湯の方に入ることが出来る様になっています。

男湯側の入り口にはなぜか、「順路」の看板が?!




湯治の宿おいらせは前述の様に古牧温泉グループの経営で、同じ経営の奥入瀬渓流グランドホテル、奥入瀬渓流第2グランドホテル、奥入瀬渓流温泉ホテルのお風呂にも入ることが出来ます。

フロントに申し込めば、各ホテルへ送ってもらえます。
更に八甲田山麓の谷地温泉にも入れる「湯めぐりしゃとるバス」が運行されていて、お風呂好きには嬉しいサービスです。

今回は谷地温泉まで足を延ばすことは出来ませんでしたが、奥入瀬渓流グランドホテル、第2グランドホテルのお風呂に入りに行って来ました。
二つのホテルは繋がっているので、両方のお風呂に入ることが出来ます。こちらもいいお風呂でしたが、紹介は別の機会に・・・


夕食は食堂で戴きます。
おいらせ 夕食

今回の宿泊は「冬の湯治プラン」というとても安い値段設定の宿泊プランだったので、どんな食事が出るかと思っていましたが、量も質も充分満足出来ました。
さすがに絢爛豪華な夕食・・とまでは言えませんが、値段以上の内容です。
ご馳走様!




湯治の宿おいらせは八重九重の湯が本当に素晴らしかったです。内湯も良かったですが、やはり入るのなら、八重九重の湯がお薦めですね。

湯巡りのサービスもあり、リーズナブルな低料金で長逗留したくなる宿でした。
 
 

温泉データ
    奥入瀬渓流温泉 含石膏硫化水素泉   68℃


宿情報

元気湧く温泉
現代湯治の宿 おいらせ
〒034-0303 青森県十和田市法量焼山36
Tel:0176-74-1141
  交通: JR青森駅より十和田湖行きバス、またはJR八戸駅より十和田湖行き
バスで下車のおいらせ渓流観光センターより、送迎あり。要連絡
  日帰入浴 500円(受付時間要確認)
  ホームページ: http://www.oirase-keiryuu.jp/touji.htm


観光案内・関連HP

十和田国立公園総合案内所( 十和田湖国立公園協会) http://www.towadako.or.jp/
十和田湖商工会 http://www2.ocn.ne.jp/~towadako/
十和田市公式HP http://www.net.pref.aomori.jp/city/towada/
古牧温泉渋沢公園HP http://www.komaki-onsen.co.jp/

[ Go Previus ]
2003.10〜11
蔦温泉
2003.12. 7
奥入瀬渓流温泉
2003.12. 8
[ Go Next ]
2004. 1〜3
[ Go Back ]   [ Go Head ]    [ Go Top  ]