戻る
吾妻小富士
吾妻小富士の写真は福島交通の 
磐梯吾妻スカイラインバス・チケット
の写真を使わせて戴いております。
[ 前へ ] [ 赤湯温泉 ] [ 新野地温泉 ] [ おまけ ]

赤湯温泉 2001. 5. 7 入湯

鷲倉温泉から土湯温泉方向に5分程歩くと、道路の下方の台地に赤いトタン屋根の赤湯温泉「好山荘」が見えて来ました。

更に進むと大きなカーブの頂点に赤湯温泉の分岐があり、ここからは未舗装の下り坂です。歩きにくかったけど、水芭蕉が咲いていたり、残雪が氷河のようになっていたりと、なかなか。

好山荘
辿り着いた赤湯温泉「好山荘」は古い山の宿そのままの本館と鉄筋の新館の2棟からなる宿でした。

内湯は本館の方の黒光りする階段を数段降りたところにあります。

好山荘 内湯
丸いコンクリートの湯船に石をうずたかく積んだ湯口から勢いよくお湯が注がれています。
湯口では透明ですが、湯船では酸化して赤茶色しています。
それが、赤湯の語源のようです。
熱くてかなり濃い鉄泉だな。

窓の外は白樺等の高原の木々の林で、その木々の間を通ってくる風が気持ちいい!
 

続いて露天風呂に行ってみよう!
露天風呂は本館とは広い駐車スペースの対角位置の入口近くの場所にあるようです。

そこには屋根が掛った男女別の露天風呂がありました。
更衣室はなにかのタンクを再利用したもの?かなり違和感が...(^^;)

好山荘 露天風呂

更衣室の横から木の縁の湯船には内湯と違って白い湯が注ぎこまれています。
こっちは硫化水素泉かな?やっぱり熱い湯。
鷲倉温泉もそうですけれど、一つの温泉地に丸っきり違う泉質の源泉があるなんて!?
しかも両方とも源泉温度が高いというのは、それだけこの付近にたくさん温泉が豊富なことの実例ですね。

しかし、お湯は良いのですが、眺めはイマイチ。茂った下草を刈ってくれればもう少し眺めが良くなるのに・・・
ちょっと残念。
 
 
 

温泉データ


宿情報

好山荘 〒960-2157 福島県福島市土湯温泉鷲倉1番地 Tel: 0242-64-3217 (冬季休業:連絡先 0245-95-2353)
交通:     JR東北本線福島駅西口より福島交通バス 吾妻スカイライン経由のバスで鷲倉温泉
           もしくは野地温泉下車、徒歩10分 土湯峠からの送迎あり(要連絡)

日帰入浴:  可(¥500 10:00〜15:00)

 


新野地温泉 2001. 5. 6 入湯
 
赤湯温泉への分岐から更に土湯方面に進むと、荒々しい斜面を見せる鬼面山が目に入って来ます。
その麓に2軒の旅館が少し離れて建っているのが見えます。
手前の旅館が、新野地温泉相模屋旅館です。
相模屋旅館

10年以上前に見た相模屋旅館は木造の古い旅館でしたが、今では4F建の立派な旅館に建替っていました。
 

お風呂場は泊まり客専用と日帰りでも入れる旧来の浴舎と2つの浴室があります。

まずは2Fにある泊まり客専用に入りに行きました。
相模屋 新内湯
脱衣場の扉をあけると、おーっ!

壁から床まで総べて檜のお風呂じゃないですか!
窓自体はアルミサッシですが、枠の部分とか桟に木の枝をあしらって調和を保っています。
宿の外見と違ってお風呂は以前の雰囲気そのまま残した造り。

窓からは鬼面山を一望のもとに出来る眺めと、硫黄の臭いが相まって、「山の温泉」という言葉が相応しい良いお風呂でした。

男湯は内風呂だけですが、女湯には露天風呂も併設されているようです。
羨ましいな。
 

旧来の浴舎の外には男女別露天風呂があります。そちらはフロントの横から渡り廊下を降りて行きます。

階段を降り切ると今までとは造りの違う、明らかに年代物の渡り廊下になっていました。
廊下の端が男女別の内湯になっていて、その廊下の突き当たりに扉があり、その外へも屋根無で通路が続いて、露天風呂に行けます。

まずは内湯に入ってみるかな。
相模屋 内湯
内湯は総木造の古い古いお風呂でした。
こちらは窓枠も全部木。昔のお風呂をそのまま残してくれていたようです。

白いお湯に浸かって窓の外を見るとここからも鬼面山が見えます。
時間自体がゆっくり流れていそう、そんな気持ちになるお風呂でした。
 

露天風呂へは内風呂から更に木の通路を渡って行かなければいけません。
冬は寒そうだな〜

相模屋 露天風呂
男性用露天風呂は内湯より一段下がった位置、逆に女湯は一段上がった位置にあります。それ故、女湯の方が眺めは良さそう。 しかも温泉蒸気の噴出し口のそばだから、とってもワイルド? 羨ましいな〜(^^;)
男湯も単独で見れば、いいお風呂なんですけどね。

湯船からはやはり鬼面山を望むことが出来、かたわらには冷たい清水が流れる小川がさらさらと水音をたてている、白い硫黄泉の木の浴槽。
結構気に入りました。

その想いは夜になってまた露天風呂に入りに来た時に更に強くなりました。

露天風呂自体が旅館の建物から離れていることと更衣場の屋根が旅館の光を遮って、星空が良く見えるんです。
標高が高い事とあいまって、とても良く星が見えました。
まさに秘湯の露天風呂?

ちょうど鬼面山の真上にぽっかりと満月が浮かんでいて、それを眺めながら一人静かにお湯に浸かっていると、心の疲れもとれて行く、そんな気がしました。

お気に入りの温泉宿が又一つ増えました。吾妻小富士の雲海を見るためにも又行きたいな!
 
 
 

温泉データ 宿情報
相模屋旅館 〒960-2157 福島県土湯温泉町字野地2番地 Tel: 0242-64-3624
交通:     JR東北本線福島駅西口より福島交通バス 吾妻スカイライン経由のバスで新野地温泉下車。
          福島駅西口から送迎あり(要予約)

日帰入浴:  可

ホームページ:  http://www6.ocn.ne.jp/~sagamiya/


おまけ  吾妻小富士 登頂記 −
 
磐梯吾妻スカイラインは景観が良く、見所もたくさんあります。
作家井上靖氏の命名による、白樺の峰・つばくろ谷・天狗の庭・浄土平・双竜の辻・潮見峠・天風境・国見台が「吾妻八景」として有名です。
その中でも最大のハイライトが吾妻小富士の聳える浄土平でしょう。

高湯側から進んで行くと、硫黄臭の漂う、荒涼としたねはん坂を抜け山肌を縫いながら、次第に高度を上げて行きます。大きくカーブを曲がって目の前が開けたと思ったら、そこが浄土平でした。すると右の小山が吾妻小富士?
遠くから見ると富士山のようなコニーデ型火山口なのですが、これだけ近いと壁のよう(+_+)

浄土平には駐車場があり、ビジターセンターや浄土平湿原、桶沼等の見所も集まっているので、多くの観光客がここで足を停めていくようです。

吾妻小富士へはこの浄土平から登って行きます。
浄土平が標高1600mで吾妻小富士が1707mですので、この短い距離を一気に100m登るのか・・・壁にみえるワケだ(+_+)

吾妻小富士の火口は深い深い丸いすり鉢で、一部の岩肌に雪がへばり付く様に残っていました。ガイドによると火口の底に水が溜まる事もあるらしいのですが、今は空ッ空。岩も土も乾燥し切っている感じでした。
何とも言えない荒涼とした雰囲気。
天気も雲が出て来て陽が隠れ、冷たい風も吹いて来たので、余計その雰囲気に拍車が掛かっていました。

火口の周りは約30分で一周することが出来るので、歩いてみましょう!

吾妻小富士と一切経山
火口の周囲、狭い尾根筋に沿って歩きだしましたが、中々ハードな道です。
赤錆色の溶岩?がゴロゴロ転がるアップダウンの激しい道で、サンダルやハイヒールではつらそう。

でも進む度に表情を変える火口の景観や外側に広がっていく吾妻連邦の山々や福島の街を眺望することが出来、なかなかいい眺め。
一切経山や鬼面山等にはまだまだ雪が残り、黒い地膚とのコントラストで一層荒々しく見えます。

こんな景色が見られるのは、GW直前のスカイライン開通後からほんの短い間なのでしょうね。
来た甲斐はあったかな?
しかし、天気はイマイチで、下界は春霞に霞んでしまって、見通しが悪くて残念。
雲海も見られなかったし、晩秋の頃に再挑戦しよう!
 
 


[ 前へ ] [ Page TOP へ ] [ 赤湯温泉 ] [ 新野地温泉 ] [ おまけ ]

  戻る      Top へ