戻る

<今月の温泉> 2000.7〜9

 
 
 

6月以前 ]    [ 7月 ]    [ 8月 ]    [ 9月 ]    [ 10月以降

 


群馬県 丸沼温泉 2000. 7. 8 入湯


 
7月は群馬の丸沼温泉に行ってきました。

丸沼温泉は金精峠を挟んで栃木県に接する丸沼の湖畔の標高1430mにある温泉です。
丸沼は周囲6km程の日光白根の噴火による天然の堰止め湖で、南側を金精道路が接している他は白樺やブナの深い原生林に包まれていて、本当に静かな沼です。

一軒宿の丸沼温泉ホテルだけが湖畔に建っている他は、お食事処が一軒しかありませんので、静かに過ごすにはうってつけの温泉です。

丸沼温泉ホテル
その一軒宿の丸沼温泉ホテルは明治の初めに建てられた重厚な建物ですが、良く手入れがされていて古さを感じさせません。

部屋からの眺め
窓からは丸沼を正面に見ることが出来ます。

この前の晩に台風が上陸したので、雨は止んだものの重く雲がたれ込め、7月というのに寒いくらいの気温なのが、ちょっと残念。(写真は次の日の朝)
 
 

体が冷えたので、お風呂で暖まろう!
ニジマス風呂
丸沼温泉ホテルには、名物の「ニジマス風呂」と女湯、家族風呂×2があります。

ニジマス風呂と女湯は、時間によって男女が入れ替わるので、一泊すれば両方のお風呂に入ることが出来ます。
午後の時間帯は男湯として使われていましたので、早速入りに行きました。

浴室は三角屋根の広い浴室で、その真ん中に長方形の浴槽があります。
その浴槽の真ん中に大きなニジマスの置き物があって、その口からお湯が流れ出ています。
なるほど、だからニジマス風呂か?!
入口の対面の壁には水槽が2つあって、実際に大きなニジマスが泳いでました。

浴室は脱衣場から見るとT字の横棒の部分に当たり、その横棒の両端が三角形の全面ガラス張りの窓になっています。窓からは丸沼を見ることは出来ませんが、両方とも深い林を望み、森林浴をしながらお風呂に入っているように思えます。
朝方に入った妹の話では、鹿が近くまで出て来て、笹を食べていたそうです。

お湯は透明な単純泉で臭いも味もありませんでした。温度もちょうど良くって、サラサラした感じで気持ちいい!
特にどんどんお湯が溢れるくらい、湯量が多いのがいいですね。
 

入替えの時間になったので、女湯(男女入替え制なのですから、「女湯」と呼ぶのは変なのですが、そう書いてあるので)の方に入りに行きました。
こちらは四角いタイル張りの浴室の真ん中に四角い浴槽がありました。窓辺に観葉植物が置かれていますが、窓の位置が高く、お湯に浸かって外を眺めることは出来ません。しかし、朝風呂は陽の光が浴槽まで射し込んで、気持ちいい!

でも、お風呂的にはニジマス風呂の方に軍配が上がりますね、やっぱり。

食事は別棟の食堂で戴きます。
丸沼温泉ホテル 夕食
食堂中央の太い木の柱が目を引きます。樹齢どれ位なのでしょう?
料理は地のもの中心で、みんな新鮮で美味しい料理ばかりでした。
特に岩魚の塩焼きは、食堂内に作られた炭火のいろりで焼いた、熱々のものを運んでくれます。
これが凄く美味しかった!
 

本当に静かな環境の宿で、夜もぐっすりと眠ることが出来ました。ゆっくりと一日を過ごすにはぴったりの温泉ですね。

夏でも25℃を殆ど越えない涼しい気候なので避暑に来たいなぁ〜


 

 
温泉データ


宿情報

丸沼温泉ホテル 〒378-0414 群馬県利根郡片品村東小川 Tel: 0278-58-2002
              ※冬季(11月中旬〜4月中旬)休業
交通:     JR上越線沼田駅から車で80分。
                         または、東武バス鎌田または大清水行きで70分、鎌田下
                         車、車で30分(送迎あり?)

日帰入浴:  可(\1000 13:00〜14:30) ※要確認

ホームページ: http://www2u.biglobe.ne.jp/~marunuma/onsen.htm


付近のみどころ

目の前の丸沼や隣の菅沼ではルアー&フライフィッシングが楽しめる。
尾瀬や日光に近く、観光の基地に最適。

金精道路を日光側に抜けると日光湯ノ湖、戦場ヶ原、龍頭の滝、中禅寺湖。
沼田側に降りると吹割りの滝、足を延ばせば尾瀬等、見どころが一杯!

丸沼龍頭の滝吹割りの滝



東京都 麻布十番温泉 2000. 8.27 入湯

8月は都内にいくつかある、温泉の銭湯のうちでは、有名な麻布十番温泉に入ってきました。

麻布十番温泉はその名の通り、港区の麻布十番の商店街の中ほどにあります。麻布十番温泉 外観

左の入口がヘルスセンター・タイプの温泉で、右の入口が銭湯への入口になっています。
銭湯の方には「越の湯」と看板が出ています。

料金も通常の銭湯の料金(¥400)で入ることが出来ました。

麻布十番温泉 越の湯
さっそく入ってみました。
 

内部も銭湯そのもの。
 
 

都内の温泉は殆どが黒湯と呼ばれるヨウド泉で、ここも例外ではなく、醤油の様な濃い茶色の温泉が蛇口から注ぎ込まれていました。

色を見るとちょっとびっくりしてしまうくらいの濃い色ですが、いいお湯です。
飲んでみると重曹の味で、僅かに甘みがあるお湯です。

この黒湯は古代の東京湾の水が化石化したもので、関東平野では1500m掘れば湧いてくるそうです。 う〜ん、いつか温泉を掘りたいですね〜

ただの銭湯と言ってしまうとそれまでですが、昔ながらの下町の雰囲気が今も残っていて、いいお風呂屋さんでした。
 
 

温泉データ                 地下鉄南北線 麻布十番下車 徒歩5分



岩手県 大沢温泉 2000. 9. 5入湯


 
9月の温泉は岩手の花巻南温泉峡の一つ、大沢温泉に行って来ました。

花巻南温泉峡は豊沢川に沿って、最奥の新鉛温泉から、鉛温泉、高倉山温泉、山の神温泉、大沢温泉、渡温泉、志戸平温泉、松倉温泉と8つの温泉が点在していて、その殆どが一軒宿という静かな温泉峡です。しかも湯治場が残る宿も何軒かあります。

そんな花巻南温泉峡の中程の豊沢川の岸辺に大沢温泉はあります。
旅館部の山水閣菊水館自炊部が巨大な一軒宿を形成しています。一体全収容人数は何人くらいなのでしょう?数百人は間違いなく泊まれそうです。

茅葺き屋根の菊水館に泊まろうと思ったのですが、残念ながらこの日は満室。ちょっと高くなりますが、山水閣に泊まることにしました。

山水閣 部屋風呂
山水閣は鉄筋4階建の建物で、隣に建っている自炊部とはかなり印象が違いますが、内部は純和風で落ち着けそうです。
案内された部屋は豊沢川を間近に望む部屋で、小さいながら古代檜の内湯が付いていました。
 

さて、大沢温泉は巨大な宿なだけあって、いくつものお風呂があります。

山水閣には山水閣宿泊者専用の「山水の湯」、家族風呂、そして他の泊まり客も入れる「豊沢の湯」があり、菊水館には「南部の湯」、自炊部には「大沢の湯」、「薬師の湯」があります。
 
 

大沢の湯 全景
中でも有名なのは露天風呂の大沢の湯です。
明るいうちに入ってみました。
 

大沢の湯は自炊部の一番端に豊沢川に迫り出すように作られた岩組みの混浴露天風呂です。
 

大沢の湯 曲り橋から
中央付近に脱衣所の屋根を支える柱の土台のように岩が組み上げられていますが、その岩の隙間からかなり熱い湯が湧き出ています。

湧き出た湯はざばざば溢れて、渦を巻いて流れ出ていました。

湧出量も凄い!

大沢の湯

浴槽の底は水色に塗られたコンクリートで、所々埋めこまれた平らな岩が良いアクセントになっていますね。

岩組みの縁のすぐ外は豊沢川。対岸には茅葺きの菊水館とその裏に迫る山々の緑。
ほっとするようなお風呂でした。

すぐ近くに菊水館への連絡路として木製の「曲り橋」が掛かっています。
これもお風呂からの景色に風情を添えています・・・が、そこから丸見え(笑)

明るいうちに入るのは中々勇気が要るかも知れませんが、良いお風呂なので是非入ってもらいたいですね。
 

豊沢の湯

「混浴はちょっと・・」と言う方には、山水閣の豊沢の湯に入って見て下さい。
こちらは男女別の半露天風呂です。

天井のある半露天とはいえ、豊沢川に面した部分は全てオープンになっていて露天風呂と遜色ありません。

渓谷が迫っている場所にあるので、大沢の湯に比べ開放感はないのですが、川のせせらぎと鳥の声を聞きながらゆったりとお湯に浸かることが出来ました。
 

南部の湯
その他、南部の湯も木造の浴室で趣きがありました。
上がり湯用に縦割りにした丸太を刳り貫いた湯溜めもいい感じです。

あまり眺めが良くないのがちょっと残念。
 

山水閣 夕食
夕食は山のもの・海のものが彩り良く、しかも凝った造りで出されました。
味つけも丁度良くって美味しかった〜

宿代は菊水館よりだいぶ高かったけれど、それだけの価値はありました。

連泊して、ゆっくり過ごしたい! そう思わせてくれる宿です。
 
 
 
 

温泉データ
大沢温泉:     アルカリ性温泉   51.3℃  pH9.2


宿情報

山水閣  〒025-0244 岩手県花巻市 湯口字大沢181    Tel: 0198-25-2021
菊水館                                Tel: 0198-25-2233
自炊部                                Tel: 0198-25-2315
交通:     JR新花巻駅または花巻駅より新鉛温泉行きバス、大沢温泉下車、すぐ。
 

日帰入浴:  可(\400 7:00〜20:30) 

ホームページ: http://www.t-net.gr.jp/ohsawa/index2.html


付近のみどころ

花巻と言えば、宮沢賢治!
花巻市内には賢治縁の羅須地人会や賢治記念館・賢治の童話村、宮沢賢治イーハトーブ館等、見どころが満載!
また、大沢温泉から車で15分ほど下がった所には高村光太郎の高山荘がある。

羅須地人会羅須地人会 下の畑に居りマス賢治の童話村

おまけ
ガスの自動販売機?
大沢温泉の自炊部で見つけた、ガスの自動販売機

上部に硬貨を入れる穴があり、100円で何分かガスが使えるようになるようです。

とっても年代物だけど、立派に現役!
 
 


6月以前 ]    [ 7月 ]    [ 8月 ]    [ 9月 ]    [ 10月以降
 
  戻る           Top へ